幕末維新の現場を歩く <No.02 京都>
京都にある『八重の桜』を巡る旅(1日目)

幕末維新の現場を歩く京都>『八重の桜』1日目
京都にある『八重の桜』ゆかりの地を歩く
1日目
 |堺町御門|鷹司邸跡|凝華洞跡|御所|蛤御門|薩摩藩邸跡|新島旧邸|女紅場跡|三条大橋|池田屋事件|



 10:00京都駅を出発します

 京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車徒歩約5分。
 10:30緑の広大な敷地、京都御苑に到着。堺町御門より京都御苑に入場。
 入園料は無料です。
 
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堺町御門
 〜『八月十八日の政変』の事件の地〜
  関連人物:長州藩

堺町御門の警護を担当していた攘夷派の長州藩が、その役目を解任され、京都から追放された事変が発生しました。この事変により、禁門の変、池田屋事件など情勢不安定となる発端となりました。

 御苑内を散策。徒歩で北上(御所、同志社大学方面へ)
 
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鷹司邸跡
 〜久坂玄瑞、自害の地〜
  関連人物:久坂玄瑞(長州藩)

『禁門の変』を引き起こした長州藩は、会津藩、薩摩藩に追い込まれました。
指揮を執っていた久坂玄瑞が自害したのがこの鷹司邸です。
現在では、石碑を残すのみです。

 御苑内を散策。徒歩で北上(御所、同志社大学方面へ)
 
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凝華洞跡
 〜会津藩主、松平容保の御所内での宿営地〜
  関連人物:松平容保

京都守護職(御所、京都市中の警護役)を任命されていた会津藩主、松平容保の御所内での本陣跡が凝華洞跡です。
禁門の変の時には病がちであったため、ここで指揮を執っていました。
現在では、御所建礼門の南側、その跡地に、小高い丘にイチョウの大木がそびえています。




 御苑内を散策。徒歩で北上(御所、同志社大学方面へ)
 11:00京都御所清所門
※京都御所内を見学するにあたり、事前申し込みが必要です。ネットでも申し込み可能
(一般公開時は申し込み不要)
 拝観料は無料。詳しくは宮内庁HP

 
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京都御所
 〜「王政復古の大号令」「小御所会議」により江戸幕府終焉が決定された地〜
  関連人物:岩倉具視・徳川慶勝・松平春嶽・山内容堂

徳川慶喜による大政奉還(政権返上)で、政権が朝廷に戻されることが決まった王政復古の大号令は、御所内の「御学問所」です。
また、王政復古の大号令直後に開かれた会議、小御所会議が開かれ、徳川慶喜の処分について話し合ったのが「小御所」です。
ほか含めて御所内見学約1時間。
  

 12:00京都御所見学終わり。
 京都御所内を散策。今出川通り方面(二条城方面)へ徒歩数分

 
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蛤御門
 〜「禁門の変」が勃発した地〜
  関連人物:長州藩VS会津藩・薩摩藩

「八月の十八日の政変」によって京都から追放された長州藩の逆襲が始まったのが蛤御門です。
この時、蛤御門を守護していた会津藩(その内には御所)に向かって砲撃してきましたが、薩摩藩の援軍により長州藩は敗退するとともにに、「朝敵」とされ、その後の長州征伐へと向かいます。

 12:20昼食は御苑内の中立売休憩所。
 昼食後は、京都御苑内を散策しながら、さらに北上。
 13:20烏丸今出川交差点(同志社大学の角)

 
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薩摩藩邸跡・同志社大学今出川校舎
 〜薩長同盟が結ばれた薩摩藩邸跡〜
  関連人物:薩摩藩・西郷隆盛・大久保利通・桂小五郎

京都御苑の北側にあるのが、薩摩藩邸跡に建てられた同志社大学今出川校舎です。
当時、敵対する相反する藩が同盟を結び、共に倒幕へ向かう薩長同盟が締結された地でもあります。
また山本覚馬が薩摩藩へ身柄を確保された地でもあり、その後、この敷地を購入し同志社大学設立に貢献しました。







 今出川御門より京都御苑へ再入場。
 今度は南下しながら広大な京都御苑を散策。
 約20分ほどで寺町御門より京都御苑を出で、
 寺町通り沿いの新島旧邸に14:00到着

※新島旧邸を見学するにあたり、事前申し込みが必要です。ネットでも申し込み可能
 拝観料は300円。それ以上も寄付金としてOK。
 詳しくは同志社大学HP 


 
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新島旧邸
 〜新島襄、八重夫妻が京都で過ごした邸宅〜
  関連人物:新島襄、八重

新島襄と再婚した八重が京都で過ごした邸宅。
同志社大学を設立させた新島夫妻の邸宅内が公開されており、当時の和洋折衷の生活様式を見ることができます。
見学には30分。

 14:30新島旧邸より女紅場跡へは徒歩で約10分。
 新島旧邸の前の寺町通りを南下して丸太町通りを左折。
 丸太町橋西詰めのスーパーフレスコあたりが新島八重が活躍した女紅場跡です。。

 
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女紅場跡(にょこうばあと)
 〜新島襄、八重夫妻が京都で過ごした邸宅〜
  関連人物:新島襄、八重

新島八重が会津から京都へ過ごしはじめ、ココで学び、その後教員となった京都での初めての女学校があった場所です。
現在では、校舎などは残っておらず石碑のみが建っています。










 女紅場跡より鴨川の河川敷でちょっと休憩としましょう。
 目の前のスーパーフレスコで、
 おやつ、おつまみを調達して鴨川の川のせせらぎを楽しみますか。
 とんびやカラスが狙っていますので注意。
 京都の野鳥たちは一度エサをやると、なくなるまで催促しますので注意 です。
 15:30休憩を終えて、三条大橋へ向かいます。
 丸太橋を渡ってすぐにある京阪鴨東線「神宮丸太町」より、淀屋橋方面 の電車で一駅の「三条」下車。

 駅前の鴨川に架かる三条大橋を渡ります。16:00

 
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三条大橋
 〜幕末の事件に登場する東海道、西起点の橋〜
  関連人物:近藤勇(新撰組)

新撰組と攘夷過激派の斬り合い事件(池田屋事件)では、この橋の上でも斬り合いがあり、橋の欄干にある擬宝珠にはその刀傷が現在でも残っています。
また新撰組局長は中山道板橋刑場で斬首刑となったあとその首がこのあたり河原に晒されました。



 三条大橋西詰より木屋町通り、高瀬川(木屋町通り沿いの小川)を越えてすぐに、
 居酒屋「はなの舞、池田屋」があります。
 三条大橋より徒歩3分で池田屋事件が発生した場所に到着。16:30

 
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池田屋事件の地
 〜密議中の攘夷激派志士たちに新撰組が切り込んだ事件の地〜
  関連人物:新撰組(近藤勇・沖田総司・永倉新八・藤堂平助)
     宮部 鼎蔵(みやべ ていぞう・熊本)

八月十八日の政変で京都から追放された攘夷激派は、御所奪還を目指しこの池田屋で企んでいた。
その情報を聞きつけた、会津藩下の新撰組が切り込みを行い、多くの死傷者を出しました。
未然に暴挙が防げたことで、新撰組はこの事件をきっかけに脚光を浴びました。



















 池田屋事件の地を見たあとは、ホテルが多い四条河原町へ向かい、
歩き疲れた身体を休めたいところです。
 しかし東西を縦断する三条通り、四条通りの間の、河原町通り、木屋町通り、西木屋町通り、
高瀬川沿いには、幕末に起きた事件の地や、歴史上有名人物が京都での住処にしていた場所などが多くあります。
 体力に余裕がある方はホテルに向かう途中ついでに、散策してはいかがですか。

 ○酢屋(坂本龍馬の京都での住処)
 ○佐久間象山、大村益次郎暗殺地
 ○土佐藩参政、後藤象二郎の邸宅跡
 ○土佐藩邸跡土佐神社(岬稲荷)
 ○あぶらとり紙専門店 象(中岡慎太郎の京都での住処)
 ○坂本龍馬、中岡慎太郎暗殺地(近江屋事件)
 ○古高俊太郎邸宅跡(隠し持つ武器没収、密議自白により池田屋事件へと発展)
 ○土佐勤王党、岡田以蔵による人斬り事件跡

 三条大橋より四条河原町までは、寄り道せず、木屋町通りを南下して徒歩約15分。
 寄り道したとして18:00四条河原町到着。
 お疲れ様でした。

 本日は四条河原町界隈で宿泊して、夜は、祇園で楽しみますか?

   ↓河原町四条界隈のオススメのホテルは↓
 
 
 ところが、どこのホテルも満室だぁ〜!ってことは京都ではよくあります。
 日本屈指の観光地であり、国内、世界各国からの旅行者が集まりますので至極当然でしょう。
 特に繁忙期はコスト↑が京都に行くことを躊躇させます。
 そこで、おススメは、京都から少し離れた都市での宿泊です。

 特にホテルも比較的多く、京都へアクセスも1時間以内である大阪府北部の都市
(高槻市、枚方市、寝屋川市など) です。
 しかも、京都市内のホテルよりもお安く、比較的空いていて、たいへんお得です。
  高槻市へは、京都からJR東海道本線新快速で12分
               もしくは、烏丸から阪急京都本線特急で19分。
  枚方市へは、祇園四条から京阪本線特急で29分
  寝屋川市へは、祇園四条から京阪本線特急、急行で42分

  ↓大阪府北部界隈のオススメのホテルは↓
 
 
 京都にある『八重の桜』ゆかりの地を行く(2日目)
 |金戒光明時|新島家墓所|二条城|
 京都にある幕末維新の現場を歩く
 洛中 京都御所京都御苑(御所北側)京都御苑(今出川通)京都御苑(烏丸通)| 
  京都御苑 (丸太町通)京都御苑(御所南側)烏丸今出川寺町通河原町丸太町河原町御池
  三条通河原町通木屋町通西木屋町通先斗町二条城下立売通西本願寺東本願寺
  東 寺壬 生島 原
 洛西 花 園| 
 洛東 祇 園東 山京都霊山東山七条岡崎道黒谷町若王子町
 洛南 桃 山鳥 羽伏 見藤 森| 
 洛北 |岩 倉| 
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